魍魎の匣

魍魎の匣
『魍魎の匣』(もうりょうのはこ)は、京極夏彦の長編推理小説・妖怪小説である。

暗い性格で友達もいなかった楠本頼子は、クラス一の秀才で美少女の柚木加菜子に突然「私たちは互いが互いの生まれ変わりなんだ」と声をかけられる。不思議な事ばかり言い、難しい文芸雑誌を読む加菜子に戸惑う頼子だが、互いに孤独だった2人は親交を深め、2人で最終電車に乗って湖を見に行こうと約束するが、加菜子は中央線武蔵小金井駅のホームから何者かに突き落とされ、列車に轢かれてしまう。

その列車に、たまたま勤務帰りの木場修太郎が乗り合わせていた。修太郎は加菜子が運ばれた病院に向かうが、そこへやってきた加菜子の姉・陽子を見て目を疑う。彼女は修太郎が密かに憧れる女優・美波絹子その人だったのだ。

町の医院に運ばれたが、加菜子は手の施しようがない程の瀕死の重傷を負っていた。 「加菜子を救える可能性があるところを知っている」という姉の陽子の意志で、加菜子は謎の研究所に運ばれ、集中治療を受ける。

その頃、多摩を中心にバラバラ死体が相次いで発見される。発見された死体は、いずれも頑丈な「匣」に隙間なく詰められていた。事件を取材する中禅寺敦子と、それに付き合っていた関口、鳥口守彦は森の中で道に迷ううちに謎の建造物を見つける。それは正方形の巨大な、まさに「匣」だった。加菜子はこの中で高度な治療を受けていた。

そして厳戒態勢の中、治療を受けていたはずの加奈子は忽然と姿を消す。修太郎は、陽子が加菜子誘拐の予告状を持っているのを見つける。 (Wikiより抜粋)
  1. 天人五衰の事
  2. 狸惑わしの事
  3. 羽化登仙の事
  4. 火車の事
  5. 千里眼の事
  6. 筥の事
  7. 魍魎の事
  8. 言霊の事
  9. 娘人形の事
  10. 鬼の事
  11. 魔窟の事
  12. 脳髄の事
  13. 魍魎の匣、あるいは人の事